人生は、環境ではなく“人”で変わる。
どこに身を置くかより、誰と出会い、誰に信頼され、誰に応援されるか。
それだけで、選ぶ道も、見える景色も、まったく違ってくる。
ローゼで働く女性たちを見ていると、その実感が日に日に強くなります。
人間関係のなかで信頼を積み重ね、周囲から自然と応援される人こそ、長く安定して輝いていることを!
では、どうすれば“そういう出会い”に恵まれるのか。
そのヒントは、どんな人が集まる「場所」を選べるか、そして、どんな人としてふるまえるかにあると思うんです!
今回は、クラブローゼという現場を通して見えてきた、「人との出会いが人生を変える」本当の意味について、お伝えしていければと思います。
運命は“環境”よりも“人”で決まる
「人生を変えたい」
そう願って、転職したり、引っ越したり、環境を変える人は多いと思います。
実は僕もそうでした。
けれど実際には、環境が変わっても、その場所にいる「人」が同じような人なら、心の状態も、考え方も、現実も、なかなか変わっていきません。
たとえば、どんなに素晴らしい場所でも、誰も信用できない職場では人は育たないと思います。
一方で、尊敬できる人や支えてくれる人がいる場所なら、完璧な場所でなくても、人は変わり、強くなれると思います。
人の影響は想像以上に大きく、自信や、視野の広がり方や、生き方そのものが左右します。
だからこそ、「どんな環境で働くか」以上に、「誰と働くか」「どんな人と関わるか」に意識を向けることが、人生を切り拓くカギになるのです。
けれど、最初はどんな人がいるのかがわかりません。
だから、ある一定期間働いてみないとわかりません。
僕もそうでした。
六本木クラブ・ローゼには、そうした“人の力で変わっていく女性たち”が少なくないと思います。
大切なのは、場所ではなく、人。
それを体感できる場所に、身を置けるかどうかが分かれ道になります。
クラブローゼのお客さまが優しい理由
クラブローゼには、水商売が初めてという女性も多いですが、「お客さんが想像以上に優しい」ことで、初日から安心していただけることが多いです。
この業界に対して、「怖そう」「厳しそう」「無理なことを言われそう」といった不安を抱えている女性も多いかもしれませんが、そのイメージを覆すような紳士的なお客さんが圧倒的に多いです。
なぜなのか。
それは、「どんなお客さんを歓迎するのか」が大事だと考えているからです。
ローゼは紹介制や一定の基準を設けており、身元が確かで、社会的信用のある方だけにご来店いただいています。そのため、横柄な態度を取ったり、無理難題を押しつけたりするような人は、ちょっと違う…と思います。
また、そうした良質な客層は、ホステスさんを「商品」としてではなく、同じ目線の「人」として丁寧に接してくれます。「今日も大変だったでしょう」「寒いけど体に気をつけてね」そんなふとした言葉に、人間らしい優しさがあふれています。
安心できるお客さんと出会えること。
それは、働きやすさ以上に、自己肯定感や人としての成長にもつながっていきます。
どんな人が来店するのか…それがクラブとして大事だと思います。
ギスギスした女性が長続きしない理由
クラブという場所は、競争もある世界です。
けれど、だからといって誰かを蹴落としたり、常にピリピリと張り詰めた空気でいる必要はありません。
むしろ、ローゼのような場所では、ギスギスした雰囲気や人間関係は、自然と居場所を失っていきます。その理由はとてもシンプルで、そういった空気を持ち込む人が、周囲に求められなくなるからです。
ローゼには、「品のある落ち着いた空気」を守ろうとする文化があります。
ベテランのお姉さんたちも、派手な言動よりも、調和や信頼を大切にしているため、裏で誰かを悪く言ったり、場の空気を乱すような行動はすぐに見抜かれてしまいます。
そして面白いことに、どんなに見た目が華やかでも、協調性に欠ける人や他人を尊重できない人は、どこかで自然に淘汰されていきます。一方で、努力は目立たなくても、周囲を大切にする人、誠実に振る舞う人ほど、ゆるやかに信頼を集めていくんです。
つまり、評価されるのは“競う姿勢”ではなく、“信頼される姿勢”。
その違いが、ローゼの居心地のよさと、人の定着率の高さにつながっているのです。
綺麗事かもしれませんが、競争は悪いことではありませんが、昨日の自分との競争に勝ってもらいたいです!
“人を見る目”を養うことの価値
仕事でも恋愛でも、人生のあらゆる場面で問われるのが、“誰を信頼できるか”という判断だと思います。
どれだけ自分に自信があっても、見る目を誤れば、足をすくわれることがあります。それが人間関係の難しさであり、だからこそ「人を見る目」は、最も大切なポイントだといえます。
特に夜の仕事では、言葉巧みに近づいてくる人、表面的には優しいふりをする人もいます。だからこそ、自分にとって本当に大切な人を見抜く目を持つことが、自分自身を守ることにつながると思います。
自信をもってお伝えするとすれば、クラブローゼのような場所は、人との関わり方を毎日学べる現場です。誰が信頼に足る人物か、誰が一時的な感情で近づいてきているのか。そうした違いを、仕事を通して静かに見極める目が育っていくと思います。
そして、見る目が育てば、自分自身の行動や言葉も自然と変わっていきます。“信頼できる人”のそばにいると、自分もまた“信頼される人”として気持ちが整っていきます。
そうした相乗効果のなかで、出会う人の質が変わり、人生の質そのものが変わっていくことを、働いている女性を見ていてそう思います。
“信頼される人”になると?
「信頼される人になりたい」
そう思っても、すぐに結果が出るわけではないと思います。信頼とは、毎日の小さな積み重ねでしか得られないものだからです。つまり行動を見られているからです。
調子の良い人ってすぐにわかりますよね?
地味なことかもしれませんが、約束を守る、裏表がない、無理に取り繕わない。当たり前のようでいて、実際にそれを貫ける人は少ないから、新しく働く人にもチャンスがありますよね!
ローゼのようなお店では、そういう「安定感」のある人が、じわじわと評価されていきます。
面白いのは、売上や指名数よりも先に、「あの子って信頼できるよね」とスタッフ間で名前が挙がるようになることでです。信頼は目に見えないけれど、確実に「次の出会い」や「紹介」という形で返ってきます。
それは【場内指名】や【ご挨拶】というカタチで。
そして不思議なことに、人から信頼され始めると、その女性の言動や意識がガラッと変わってきます。誰かに見られている、支えてもらっている、そう感じているんだと思います。立ち振る舞いもより丁寧になったり、誠実に雰囲気がでてきます。本当に不思議です!
信頼される人は、特別な人ではありません。周囲を大切にし続けられる人のことです。そしてその姿勢こそが、新しいご縁やチャンスを引き寄せる最大の武器だと思います。
“応援される人”になると?
どんなに努力しても結果が出ないとき、人は「自分が足りないのか」と自分を責めがちの女性を何十人も見てきました。もちろん誰かのせいにする女性もいますし、お店のせいにする女性もいました。お客さんのせいにする女性もいます。
でも、ダメなときはどんなに頑張ってもダメなときってあります。
これは本当です。
そんなときに、助け舟を出してくれる人がいます。
それは、“応援してくれる人の存在です”。
なんとか活かそうとしてくれるんです。
応援とは、単なる好意ではありません。
誰かが見守ってくれている、理解してくれている、その感覚があるだけで、人は驚くほどの力を出せるようになります。
あたたかさが身に沁みるんです。
ローゼで働いている女性たちを見て、それははっきりと見て取れます。
がむしゃらに頑張っても孤立してしまう人と、まわりに応援されながら着実にステップアップしていく人。同じような努力をしていても、後者の方が圧倒的に伸びていくのがわかります。
そして、応援される人には共通点があります。
それは、“自分のことだけを考えていない”ということ。
もちろん、1番は自分のことです。
でも、【おかげさまで】という気持ちも持てる人。
こういう人ってモテるんです。
場を整えたり、誰かをさりげなくフォローしたり、感謝の気持ちを持ち続けていたり。そういう姿勢が、自然と応援の輪を引き寄せていくのです。
頑張りが報われる人には、理由があります。
それは「ひとりで頑張っていないこと」。人とのつながりを大切にすることが、あなたの努力を何倍にもして返してくれるのです。
それが、ローゼの良さであり、やはりクラブの良さなんですよね!
何を伝えたいのかっていうと・・
誰と出会うか。
これが重要だってこと。
誰と関わり、誰に信頼され、誰に応援されるか。
それだけで、人生の方向は大きく変わってくるよ!って話です。
ローゼには、その実感を日々深めている女性たちがいます。
見た目や器用さではなく、人としての誠実さや信頼が、長く愛される力になるということ。華やかな世界の裏側で、静かに育まれる“人間関係の質”こそが、この仕事の本質だと思うんです。
だからこそ、これからのあなたに大切にしてほしいのは、出会いの選び方。そして、自分自身が「出会ってよかった」と思ってもらえる存在になること。
信頼される人に。
応援される人に。
そうなるだけで、人生は想像以上にやさしく、豊かに動き始めますよ!