高級クラブに限らずですが、男性スタッフの仕事は店を形づくります。
お客様を迎えるときの対応、忙しいときの対応力、ホステスさんへの気配り、何か起きたときの迅速な判断力が求められ、経験を積むことによって任される仕事は高度になっていきます。その人自身の考え方や人との向き合い方も仕事の質として表れます。
男性スタッフは日々の仕事を通じて成長し、やがて大黒柱となります。
長くこの仕事に携わることで当初おぼつかない仕事をしていても、やがて逞しい男に進化していきます。
男として磨かれ、頼もしくなり、お店全体から信頼されるようになるのです。
それはあなたのことかもしれません。
男が磨かれるは本当か
これは本当です。
高級クラブには、会社経営者をはじめ、さまざまな経験を積んできたお客様が来店されます。若いうちからそうした方々と接していると、言葉遣い、立ち振る舞い方、気遣いなど、一般的な教科書では習うことのできないことが取得できます。これは日々VIPのお客様と向き合うことで自然と備わっていくのです。
もちろん、「自然」というのは少々語弊があります。正しくは自己研鑽の中で培われるものなのです。
最初は諸々の仕事が上手くできる人ばかりではありません。指摘を受けながら、徐々に自分の仕事に気が付いていきます。そうやって自らを高めていくのです。
それは積み重ねによってでしか成すことはできません。それは一人の男性としても成長していくことを意味しています。黒服という仕事には、そんな面白さがあります。
頼もしい存在になるは本当か
これも本当です。
彼らは、次の仕事をスピーディーにこなします。ある時はお客様の様子を見て動き、ある時はホステスの状況を見て最適な行動をします。自分の役目を全うしながらお店を動かします。
当然ですが、先の章でもお伝えしたとおり、こうした判断は、一日や二日で身につくものではなく、積み重ねによるものです。ですからあなたには「積み重ねることが正義」であることをお伝えしたいのです。
そして、気づけば「あの人に聞けば大丈夫だ」「あの人に任せていれば問題ない」と周囲から名前が挙がるようになるのです。
店の中で頼もしい存在になり始めるころ、同時に男としての格もあがっていきます。
あの人がいないと困る…そんな存在になるまで
「君がいないと困る…」
この言葉は今日、誰かの心の叫びかもしれません。
人は、必要とされたい生き物だと思いませんか?
「君がいないと困る…」 そう言われたのなら、それこそが仕事冥利に尽きると言えませんか?
そういう存在は、お客様にも頼られます。ホステスのことを把握し、店内で何かあったときには過去の経緯まで把握している。そして、多くのことに応えられるのです。
こうした人は、一つひとつの仕事を長い時間をかけて積み重ねています。
だからこそ、この業界では長くお店に勤める人が信頼されることになるのです。
むろん肩書、役職を貰うのが長けた人がいるのは否定致しません。ですが信頼されることとはまた別のことなのです。
信用や信頼は、短期間で手に入るものではありません。毎日の小さな仕事を疎かにせず、周囲から頼まれたことに応え続ける。その積み重ねが「あの人なら大丈夫」という信用に変わっていくからです。
簡単には代わりのきかない存在となることが、その男をブランド化していくのです。
そのブランドは未来のあなたかもしれません。
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