公式 六本木高級クラブ・ローゼ

公式 六本木高級クラブ・ローゼ

「接待」や「同伴」でも訪れたい名店 リストランテ アルポルト

六本木・西麻布界隈には、「接待に使える店」「大人の隠れ家」と評される高級レストランが数多く存在します。その中で「リストランテ アルポルト」は、圧倒的な信頼を得ています。

クラブローゼに通う富裕層のお客様たちは、接待や同伴出勤の際に「外さない店」を選ぶことに長けています。ただ料理が美味しいだけでは足りず、洗練された空間、ウェーターなどのお客様への配慮など、すべてが高水準であり、大切な人と一緒に来て「良かった」と思われるお店である必要があります。

アルポルトは、高い水準を維持し続けているレストランなのです。その年数は40年以上。
西麻布という立地、料理の質、店の品格、シェフのお人柄。それらはバランス良く、そして美味しい料理とのハーモニーを奏でているのです。静かなディナータイムを最高の「前奏曲」へと変えてくれるのです。

この店に足を運ぶ常連のお客様たちは、「美味しいもの」を食べに来るだけはなく「信頼を築ける場所」を、選んでいるのです。

カルボナーラとの運命的出会いから始まった料理哲学

カルボナーラとの運命的出会いから始まった料理哲学

片岡護シェフの料理人生は、一皿のパスタとの出会いから始まりました。
それは、まだ少年だった頃に出会ったカルボナーラ。
当時の日本ではまったく馴染みのない料理で、冷めた状態で口にしたにもかかわらず、その味の深さに衝撃を受けたといいます。

世の中には、こんなにもおいしいものがあるのか。
その驚きが、のちの料理人としての道を決定づけました。この体験こそが、後年の片岡シェフに「私の料理はパスタに始まり、パスタに終わる」と語らせる原点となったのです。

アルポルトのコースでも、パスタは単なる通過点ではありません。
前菜からメインへとつなぐための“つなぎ”ではなく、コースの中心に位置づけられる存在として扱われています。

フェデリーニ、タリアテッレ、カッペリーニ、リガトーニなど、さまざまな形状のパスタが、季節の素材やソースと組み合わされ、絶妙な火入れと一体感を持って提供されます。
麺の太さや加減、ソースの濃度、香りの立ち上がりまで、すべてが計算され尽くしていることがわかります。

また、アルポルトでは、あえて日本人の食文化に合った量とテンポで供されるのも特徴です。
「満腹になるのではなく、最後まできちんと記憶に残るパスタを」という発想から、ポーションはやや控えめ。
その分、味わいの密度が高く、食後の印象に強く残るように設計されています。

片岡シェフが人生をかけて向き合ってきたパスタには、料理という仕事の本質、そしておいしさに対する真摯な姿勢が凝縮されています。
それは単なる一品ではなく、一人の料理人の魂そのものです。

名物料理に宿る哲学とこだわり

名物料理に宿る哲学とこだわり

リストランテ アルポルトの料理は、見た目の華やかさだけに頼らず、ひと皿ひと皿に物語と思想が込められています。その中でも象徴的な存在とされているのが、「イカスミのパスタ 生雲丹添え」です。

この一皿は、イカの身とトマトを煮込んだ濃厚なイカスミソースに、北海道産の新鮮な生雲丹を重ね合わせた逸品です。使用されるパスタは、イタリアの老舗メーカー「ディ・チェコ」社の1.4ミリフェデリーニ。この細さが、イカスミの深みあるソースと絶妙に絡み合い、ひと口目から舌に強い印象を残します。仕上げには、雲丹の甘みがソースに溶け込むことで、まるで海そのものを味わっているかのような感覚へと導かれます。

しかし、アルポルトの料理はこれだけでは語れません。
シェフの発想が光る懐石風の前菜や、季節の素材を取り入れた魚介料理、香り高い肉料理まで、多彩な構成が魅力です。たとえば、前菜の盛り合わせには、季節を感じさせる繊細な品々が並びます。春には筍と桜海老のリゾット仕立て、初鰹のカルパッチョ、彩り豊かな春野菜のバーニャカウダなどが、目にも鮮やかに供されます。魚料理では、真鯛やムール貝、アサリなどを使ったアクアパッツァが代表的な一皿です。シンプルな調理法ながら、素材の旨味が一点に凝縮され、イタリアの港町を彷彿とさせる味わいが広がります。

肉料理には、24時間マリネされた仔羊のローストなど、丁寧な下ごしらえと火入れで仕上げた力強さと繊細さを兼ね備えた一品が並びます。肉本来の香りや弾力を大切にしながら、付け合わせの野菜まで一体感を持たせた構成は、食材への深い理解と技術の高さを物語っています。

そして締めくくりには、ティラミスや季節の果物を使ったドルチェが登場します。
特にアルポルト風のティラミスは、甘さを抑え、エスプレッソの苦味をきかせた大人の味わいとして、男女を問わず人気のあるデザートです。

アルポルトの料理は、どの一皿をとっても「一流であることを誇示しない、一流の技術」で貫かれています。
静かに、しかし確実に満足感を積み上げていくその構成力は、富裕層をはじめとする目の肥えた客層から、長年にわたり信頼を集めてきた理由そのものです。

季節の恵みを映す限定メニューの世界

リストランテ アルポルトでは、四季の移ろいを五感で味わえるよう、季節ごとに限定メニューが組まれています。
この季節感こそが、日本人の感性に寄り添うアルポルトの魅力の一つであり、常連客たちが繰り返し訪れる理由でもあります。

春には、桜の開花とともに登場する桜海老と菜の花のペペロンチーノが人気です。駿河湾産の桜海老の香ばしさと、房総半島産菜の花のほろ苦さが絶妙に絡み合い、オリーブオイルにはプーリア州産のノヴェッロが使用されます。一皿の中に春の訪れを感じられるよう、素材と香りの選定が細部まで考えられています。

夏になると、冷製カッペリーニが登場します。
完熟トマトの果肉だけを丁寧に取り出し、朝摘みのバジルを手でちぎって合わせることで、香りと食感の鮮度を保ちます。パスタは氷水でしっかりと締められ、暑さを忘れさせるような清涼感を持った仕上がりです。

秋には、ポルチーニ茸のリゾットに白トリュフを削りかけた一皿が提供されます。
イタリア・ピエモンテ州産のポルチーニ茸を贅沢に使い、アルボーリオ米にブイヨンを少しずつ加えながら、時間をかけて丁寧に仕上げられます。仕上げに削られる白トリュフの香りは、深まりゆく秋の豊かさをダイレクトに感じさせます。

冬には、ミラノの伝統料理であるオッソブーコが登場します。
仔牛のすね肉を三時間以上煮込み、骨髄まで柔らかく仕上げた煮込み料理に、サフランが香るリゾットを添えて提供されます。濃厚ながらもくどさのない仕上がりは、冬の寒さの中で体と心を温めてくれる一皿です。

このように、アルポルトの料理はその時期に一番美味しいものを、最も引き立つ形で提供するという姿勢に貫かれています。季節が変わるたびに、新しいコースを楽しみに訪れる常連客が多いのも、こうした“旬の表現力”が高いからに他なりません。

一度訪れた人が「また来たい」と思う理由は、決して名物料理の存在だけではなく、季節ごとに感動をくれる「変化の美」があるからです。

西麻布に40年、静かに君臨するシェフ片岡護の哲学

1948年、東京に生まれた片岡護シェフは、日本における本格イタリア料理の第一人者として知られています。彼の歩みは、料理人としての才能だけでなく、「食」を通じて人とつながり、文化を築くという強い信念に貫かれています。

20歳のとき、外務省の派遣によりイタリア・ミラノの日本総領事館付きの専属料理人として渡欧。滞在中は与えられた業務にとどまらず、時間を見つけては数えきれないほどのリストランテを自費で巡り、本場の味を自らの身体に叩き込みました。
「どんなに忙しくても、自分の足で食べに行かないと、本当の味はわからない」
この姿勢は、帰国後も変わらなかったそうです。

1970年代、日本ではまだ「スパゲッティ」とひとくくりにされていた時代に、片岡シェフは「アルデンテ」という概念を広め、素材と火入れ、ソースとの一体感にこだわる「料理としてのパスタ」を日本に根付かせることに成功しました。

そして遂に、1983年、西麻布に自身の店「リストランテ アルポルト」を開店。
当時から「美味しいものを、静かに真面目につくる」というスタンスを貫き、華美な装飾や流行の演出とは距離を置き続けてきたのです。

「料理は、うそがつけない。食べた人の表情がすべてです」
片岡護が厨房に立つ姿は、決してパフォーマンスではありません。彼にとって料理とは、職人としての誇りであり、人生をかけて築く信頼そのものなのです。

西麻布の一角に店を構えて40年。
変化する東京の中で、流行に流されず、静かに「本物」を守り続けてきたこの姿勢こそ、リストランテ アルポルトが選ばれ続ける最大の理由です。

懐石風イタリアンの革新と、少食な日本人への理解

イタリア料理と聞くと、多くの人が「ボリューム満点の一皿料理」を思い浮かべるかもしれません。しかし、リストランテ アルポルトの真骨頂は、その常識を覆す「懐石風イタリアンコース」にあります。

このスタイルは、片岡護シェフが日本人の食文化と体質を深く理解した上で独自に編み出した革新的なコース形式です。一皿ずつ、少量で丁寧に構成された品々は、まさに日本の懐石料理のような繊細さと節度を備え、前菜、パスタ、魚料理、肉料理、デザートへと続く流れは、満足感を損なわず、それでいて「ちょうどよい余韻」を残します。

「少食な方にも、料理のすべてを楽しんでいただきたい」
その思いから、ポーションや順番、味のバランスまでもが計算され尽くしているとのことです。さらに、季節の素材を取り入れた日替わりのメニューは、常連客にとっても「初めてのように楽しめる」という驚きを生み出しているのです。

たとえばホステスさんや経営者、著名人などに限らず、日常的に外食の機会が多い人々にとっては、この「重すぎず、飽きさせず、それでいて印象深い」コース構成は非常に魅力的だと思います。加えて当店のような高級クラブの同伴前やビジネス接待の場においても、「満腹すぎず、でも満足できる」という絶妙な加減が流石の一言です。

ミシュランガイド掲載
信頼と誇りの証

料理業界において、「ミシュランガイドに掲載されている」という事実は、単なる称号ではありません。それは「プロの審美眼に認められた味と空間」であり、世界中のグルメたちが信頼の指標とするブランドそのものだからです。

リストランテ アルポルトは、2025年版の「ミシュランガイド東京」においても堂々の掲載店として紹介されています。そこに記された評価には、こうあります。

「片岡護は日本にイタリア料理を広めたパイオニア。魚介に力を注ぎ、名物のパスタは貝や海老を贅沢に使った海の幸のラグー。素材の選び方と加熱技術が高く評価される。」

この文章が示すのは、単なる「高級食材」の使用ではなく、「技術」と「哲学」が伴った料理であることです。片岡シェフの料理がなぜ「本物」とされるのか。その答えが、まさにここに凝縮されているのです。

ミシュラン調査員たちは、匿名で複数回訪れ、味・サービス・空間・安定性などを総合的に判断して評価を下しています。つまり、雑誌やSNSの一過性のレビューとは異なり、「日常における本物の実力」が問われるわけなのです。

実際に、ミシュラン掲載をきっかけに予約が殺到する店も少なくありませんが、アルポルトにおいては、掲載がなくとも通い続ける常連がすでに存在しており、ミシュランは、この店の価値を単に「再確認した」にすぎないと思います。
富裕層や美食家たちが信頼して通い続けてきた年月こそが、最大の評価だったと言えるのです。

「美味しい料理は、評価されるためにつくるものではない。誰かの記憶に残るためにあるんです」そう語る片岡シェフの言葉通り、アルポルトは「ラグジュアリーの本質」を、寡黙に体現し続けているのです。

まとめ
真のラグジュアリーダイニングとは

リストランテ アルポルトは、料理を通じて人の心をほどくことができる数少ないレストランのひとつです。
そこには、素材を活かすという基本を徹底しながら、温度、盛り付け、構成力にまで細やかな気配りが行き届いた料理があります。ただ美味しいだけではなく、静けさや空気感と調和しながら、記憶に残る体験へと昇華しているのです。

同伴や接待など、大切な人との時間を安心して委ねられる場として、富裕層の間で選ばれ続けてきた理由は、派手な装飾や過剰な演出ではなく、芯の通った料理とサービスがあるからです。信頼できる人が、信頼できる店を選ぶ。その連鎖の先に、リストランテ アルポルトという答えがあるのだと思います。

一皿ごとに、静かな感動を残す店。
料理を食べながら、自分の感性が整っていくような感覚を味わえる場所。
それが、リストランテ アルポルトの本質です。

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