公式 六本木高級クラブ・ローゼ

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【実録】 初対面のお客さんとの会話に自信があった女性、タイニュウで自信喪失

一対一で話すタイプのカフェと、高級クラブの接客はまったく別物

彼女は、初対面のお客さんと話すことに自信があるとのことでした。

あとから聞いてみたところ、彼女は秋葉原などにある、男性が女性を選んで一対一で話すタイプのカフェに近い仕事だと思っていたらしい。

お客さんがキャストを選び、そのキャストと一対一で向かい合って話す。お客さんは、基本的に目の前のキャストと話すものだと思っていたそうです。だからキャストは、目の前のお客さんと会話をするのがあたりまえだし、反応を見ながら会話を盛り上げていれば問題ない…。

けれど、実際に高級クラブで働いてみると、これがかなり違うことがわかると思う。

お客さんは、特定の女性だけを見て座っているわけではなく、係の女性を始めとして、前回の続きの話からスタートすることがほとんど。もちろん人間関係も、前回の続きというわけで、初めて会う新顔の女性とだけ会話が進むことはまずありえない。

つまり、男性が女性を選んで一対一で話すカフェではないし、お客さんもそういう理由で足を運んでいるわけではない。

これが理解できないと、「クラブってなんなの?」となるかもしれない。

だから、当然お客さんから自分だけに会話を振られると思っていると、全く違う展開になることに驚くかもしれません。

彼女が待っていた「自分だけとの会話の時間」は、なかなか来ないというわけ。

自分の目の前にお客さんがいるのに、そのお客さんは自分だけを見ていない。

隣の女性とも話すし、係の女性とも話しているし、席の中で会話の相手が何度も変わる。

彼女から見れば、「私この席で何をすればいいんだろう」という気持ちを持つかもしれず、かなり違和感があったはずですね。

高級クラブでは、それが普通なんです。

クラブの席は、一人の女性がそのお客さんを独占して話す場所ではなく、係の女性がいて、ヘルプの女性がいて、ママやスタッフもいて、その中で、お客さんが気分よく飲める席の流れを作るというわけです。

だから、高級クラブの体験入店で、彼女の主導で会話ができなかったのは、むしろあたりまえ。

もちろん接客業には、特定の「型」があるわけでもなければ、例外もある。

ただ、自分の会話の型や「接客業とはこういうもの!」というこだわりを、そのまま高級クラブに持ち込んでしまうと、全然ダメだ…となるので、あまり意味がないと思いますね。

同じ男性相手の仕事でも、一対一で話すタイプのカフェと高級クラブでは全く違う。

たとえば、同じ洋菓子で言えば、ケーキとゼリーでは材料も作り方も違うのと同じ。

体入で会話に入れなかっただけで、水商売に向いていないと思うのは早すぎる

体入の日、彼女はお客さんの話にほとんど入れなかった。

お客さんは、隣の女性と笑っている。係の女性とは、前回来店した時の話をしている。彼女はその話を知らない。どこで口を挟めばいいのかもわからない。

話せば、係の女性の会話を切ってしまうかもしれない。

黙っていれば、自分だけ何もしていないように感じる。

その間にも、お客さんのグラスは減る。灰皿には吸い殻が増える。別の女性は自然に水割りを作る。スタッフは氷を足しに来ている。

次第に彼女は、自分が話せないことに意識を取られ焦りだす。

初対面の男性と話すことには自信があった彼女。けれど席では言葉が出てこない。お客さんから会話をふられるタイミングもあまりない。自分が会話の中心にいる実感を持てないと、辛く感じてしまう女性は多いかもしれない。

そんなこんなで、体入が終わるころには、彼女は「水商売は自分にはできない」と決めていたそうです。

ですが、実際はその結論は早すぎるのです。

彼女がその日にできなかったのは、水商売のすべてではない

初めての高級クラブの体験入店で、係の女性とお客さんの関係を知らないのですから、途中から会話に入って、自分が思っていたような展開とならずに、落ち込む必要なんてないのです。

夜職未経験の女性が初日にできなくてもおかしくないのです。

そういう人間関係の仕組みと背景があるのだな…と、すぐさま想定できるくらいの社会経験があれば、なにも焦りはないはずです。

人間関係の中で、初めて加わるということがどういうことなのかを、わかっている人はスムーズなんです。こういうことがわかっている女性の態度や所作ができていれば、自然とお客さんや同席の女性が会話に入れるように話を振ってくれるものです。

ですから、クラブは「まだそのレベルの人ね…」というのがわかってしまう世界ですから、わからないなら教わる。会話に加わりたいなら、顔を上げて話を聞き、自分が入れる一言を探す。

これができていると、自然と中に入れたりします。

ですから個人プレータイプだとクラブで働くのはしんどいと思いますね。

というわけですけど、体入で、「水商売に向いていない」という結論を自分で決めてしまうのはちょっと違いますね。

彼女が、高級クラブでどこに視点を合わせればいいのかをまだ知らなかったというだけ。

自己採点という罠

彼女は、体入のあとに自分へ低い点数をつけていたようです。

本人からすれば、かなり悔しい体入だったのかもしれません。

けれど採用担当スタッフは、彼女の言葉の数だけを見ているわけではありません。

お客さんが他の女性と話している時、彼女がどう対応をしようとしているのか。話に入れなくても、どう意識するのか。

つまらない顔をするのか。伏せたまま固まるのか。

それとも、顔を上げて、お客さんの話を聞き、会話に入れる瞬間を探しているのか。

それとも、会話の中で自分が入れる一言を投げかけるのか。

サッカーで言えば積極的にボールを取りに行く姿勢です。たとえボールが自分に投げかけられていなくてもです。

言葉は、その席に座っている女性みんなの耳に届いているはずです。その言葉を拾って、その言葉に対する反応を取ることはできるのです。大事なのは初めての中でも入っていく姿勢なのです。

その時の反応は、結果的に自分では納得できなかったかもしれないし、もしかしたらよい部分を見せられなくて恥ずかしかったかもしれない。けど人間なんて、いつもカッコイイものではないんです。カッコイイことばかりに意識を囚われてしまえば本当に窮屈ですし、冒険もできません。

ときにはカッコ悪いときだってあるかもしれないじゃないですか。

でも、それで自分の価値が下がるわけじゃあないんです。

大事なのは、「やるぞ」という意識と姿勢なんです。

そうすれば、「あの子なら、すぐにできるようになるだろう」と思われるはずなんです。

簡単に言えば、

「この車であれば優勝できそうだな」

「このスイーツなら彼氏が喜んでくれそうだな」

「この服ならモテそうだな」

確実なものなんてないんです。

つまり、「…そうだな」と、思わせることができれば勝ちなんです。

強そうだな…

モテそうだな…

大切にしてくれそうだな…

IQ高そうだな…

健康そうだな…

仕事頑張ってくれそうだな…

思いやりありそうだな…

浮気しなそうだな…

私だけを見てくれそうだな…

そう思わせれば勝ちなんです。

だから体験入店もこれらと同じ要領でいいんです。

だから、高級クラブは、これらの要素に価値を見出す世界なんです。

決してルックスだけじゃあないんです。

だから、高級クラブは、可能性に満ちた世界だと言えるのです。

つまり、自分で自己採点をすることがベストな世界ではないんです。

相手にそう思わせることができれば勝ちなんです。

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